図鑑を読んでくれない女の子におすすめの科学絵本4選

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最近、 「公立小・中・高から東大に合格した3兄弟の母は何をしたのか?」という本を読みました。3兄弟の本棚に図鑑を入れておくと、勝手に読んで3兄弟で大きさランキングみたいなのを作って遊んでいた、というエピソードが書かれていました。図鑑で見て、それを実際に見に行って、できるものは飼ってみる・育ててみるという流れが教育にはよい、という話。


なるほど!と3歳の娘を本屋に連れて行き図鑑を一つ選ばせてみました。
選んだのは魚。少し一緒に読んでみたものの、、、その後一切開きませんでした😭


比較をするのが好きな男の子とは違うアプローチが必要なんだな、、と感じ探し始めたのが科学絵本です。科学絵本は、3歳~5歳対象にしたものが多く、「あり」や「ダンゴムシ」など狭いテーマを掘り下げて1冊にしてくれています。


3歳~5歳対象だからと侮るなかれ。大人向けの注釈や小学校低学年になってからも使える知識が満載で長く読める本だと思います。また、物語調で紹介してくれるので、感情に訴えることで教育しやすい女の子向きだと思いました。

 

今回は、そんな科学絵本を4つご紹介します。図書館にもきっとあるので、お子さんが好きそうなテーマを選んで借りてみることをお勧めします!!

↓これはこれでとても面白かった。

 

しぜんにタッチ

出版社:ひさかたチャイルド

対象年齢:3、4歳

『どうぞのいす』などが有名なひさかたチャイルドから出版されている「しぜんにタッチ」シリーズ。お母さん世代は、読んだことがあるかもしれない幼稚園・保育園への直販月刊保育絵本『チャイルドブック』の刊行で90年間の歴史がある出版社さんです。こちらのシリーズは、月刊ではないので書店で買うことができます。

絵本のテーマ選びが素晴らしい!と私は思います。全部魅力的。
特に娘がゲラゲラ笑って読んだのは「たべたらうんち!」。絶対ウケるやつ。
ダンゴムシのうんちは四角いとか、カタツムリは食べるものによってうんちの色がかわるとか。大人でも「へぇー!」な内容でおすすめです。すべて写真で美しいのも魅力。

 

かがくのとも絵本

出版社:福音館書店
発行間隔:月刊
発売日:3~5日頃

対象年齢:5、6歳

1969年、世界ではじめて創刊された、月刊科学絵本です。動物、植物、宇宙、数学、身体、衣食住をはじめ、子どもをとりまく自然や社会のさまざまな事柄を題材にしています。「しぜんにタッチ」シリーズと違い、お話しの中に科学要素を入れているという雰囲気です。月刊ですが、バックナンバーが書店やAmazonで買えます。

私のお勧めは「きょうりゅうのおおきさってどのくらい?」です。子供の目線で、恐竜が家の中にいたら、公園にいたら、などを教えてくれます。

キンダーブック しぜん

出版社:フレーベル館
発行間隔:月刊
発売日:25日頃

対象年齢:4、5歳(個人的に小学校低学年までいけるとおもう)


創刊95周年 フレーベル館の月刊保育絵本『キンダーブック』。フレーベル館と言えばアンパンマンと思ってしまいますが、日本初の月刊保育絵本「キンダーブック」は、1927年に創刊され、創刊95周年だそうです。公式ページでバックナンバーとこれから発行分の申し込みができます。なんと、一冊480円!(送料別)この中で一番安いです。
ただ、Amazonではあまり出品がなく、公式ページからの購入がよさそうです。
私のお勧めは「あり」。リアルイラストレーションがこだわりだと感じます。観音開きなどちょっとしたしかけがあるのもおすすめポイント。最後のページに「しんぶん」がついていて、小学校低学年向きかなというような、家庭での実践ポイントがまとまっているものいいです!

www.froebel-tsubame.jp

kinderbook.jp

あそびのおうさまずかん

出版社:学研プラス
対象年齢:3~7歳

学研プラスから発売されている「これなあに?」「どうして?」にこたえるはじめてのずかん、全15巻。うみ、どうぶつ、きょうりゅう、からだ、のりものなど身近なものばかり。そのほかにも「おりがみあやとり」や「リサイクルこうさく」という巻があるのもおもしろいです。多分一番書店で見つけやすいです。絵本というより図鑑の優しいバージョン。情報量も今回紹介した中で一番多い!
我が家は、「うみ」を購入したのですが、うみの「生き物」だけでなく海にすむ「鳥」も「船」まで載っていて幅広かったです。クイズが載っていたりと図鑑だけれど読み聞かせしやすい内容になっています。

いかがでしたか?図鑑より易しい科学絵本、ぜひ読んでみてください。